Bajsネタは医療現場の基本です❤️

bajsとは、医療現場では良く耳にする大事な言葉。日本語で言うと「うんち」です。「便」にあたる「avföring」という言葉もありますが、医療現場でもbajsは多用されています。

消化管内視鏡検査室の看護師、Lisa Indraさんからの話題です。

スウェーデンでは、何と、大腸鏡を行う看護師がいるんです。勿論、特別なトレーニングを積まなければなりませんが、日本では考えられないことですよね。Lisa Indraさんの上司の看護師さんが、最近、初めて大腸鏡で盲腸まで到達したことをお祝いするために、手作りケーキを持ってきたのだそうです。

それがこちら!

その名も、cecumtårta(盲腸ケーキ)!私には、bajstårta(うんちケーキ)にしか見えませんが、、、。何とリアルな、でも、これはれっきとしたチョコレートケーキ。とても美味しかったそうです。

余談ですが、この看護師さんは男性。このケーキを作ってくれたのは、彼の新しいsambo(同棲相手)のお嬢さんだとか。何ともスウェーデンらしいエピソードです。

#Admin


1177 Vårdguiden (健康・医療に関しての情報サイト)

1177 Vårdguiden はスウェーデンの 健康・医療に関しての情報サイトです。 (1177.se)

 

ここでは、医療相談、情報のほか、ネットを通じて医療機関とコンタクトを取ることが出来ます。また電話での医療相談1177は24時間体制で対応をしています。

スウェーデン語が出来ない日本人の方には少し難しいかもしれませんが、是非一度覗いてみてください。電話で話をするのは苦手だけれど、時間をかけて書いたり読んだりするのならば、なんとかできるかも…という方もいらっしゃるのではないでしょうか?

個人でログインをすれば、医療機関の予約を取ったり、処方箋の再発行などもすることが出来ます。

スウェーデン語のページの方が充実していますが、英語のページもあるのでそちらなら読めるという方も多いのでは?

 

例えば、Feber(発熱)というところに開いてみると、

Symtom(症状)

Vad kan jag göra själv?(自分で出来る事)

När ska jag söka vård?(どういう時に医療機関に連絡を取ったらいいの?)

Undersökning och behandling(検査と治療)

Vad beror det på?(原因は?)

というように書かれています。

スウェーデンでは、発熱したからと言ってすぐに病院を受診することは少なく、まずは自分で何ができるか(Egenvård)?が出発点です。ご存知のように、なかなか医師に会えませんので(逆に言えば、医師に会わなくても対処ができる程度という事でもあるのですが、日本の医療システムに慣れている方には納得して頂くのが難しいと思います。)。

私自身、医療者として20年以上働いていますが、自分が働いていない分野に関しては素人同然の知識です。ですから、かなりこのサイトのお世話になっています。ここの医療情報は専門家が監修していて、いつ誰が監修したかという事がページの下に記載されています。多くのページが比較的頻繁にアップデートされています。

#Lisa Indra


メンバー紹介:Lisa Indraです。

スウェーデンで看護師として働いて13年になります。日本で看護師としてがん専門病院に勤めていた事もあり、ストックホルムのがん治療に携わる部署で10年間働きました。その後、がん治療以外の事は何も知らない!と思い、ここ数年は「救急外来」「内視鏡外来」と、異なる分野の勤務場所を渡り歩きました。

しかし、やはり古巣のがん治療が恋しくなり、この5月に再びがん治療の現場に戻ることを決めました(スウェーデンの場合、病院に就職するのではなく、その部署に就職をするので、自分で求職をしなければ同じ部署に30年勤務する事になり、院内での異動という事がまずありません。)。

私がスウェーデンの免許を取った2003年当時、免許の取得には「EU外医療者用の語学試験」に合格することが必須でした。試験が年に数回しかないためなかなか大変でしたが、テスト勉強自体は臨床に沿った内容だったので、その後の仕事ではとても役に立ったと感じます(例えば、口頭試験では医師はアナムネ取り、看護師は電話での医療相談など)。

今でも覚えているのがリスニングの練習で、「ノーベル賞 生理学・医学賞」をテーマにしたラジオの番組を聞かされたことです。こんなの日本語で聞いても分からないに、スウェーデン語で理解できる訳がないじゃない…と。一緒に勉強をしていたロシア人の外科医が「リスニングをして答えるよりも、自分の元々の知識を使って答えたほうが正解率が高い。だから、頑張って聞く意味がない!」と、こぼしていたのが印象的でした。

あれから15年ほど経ち、スウェーデン語はあの頃よりは当然出来るようになりましたが、未だに40と70をきちんと言えないので、Personnummerを読み上げる時は ”fyra noll (four zero)” “sju noll (seven zero)”と発音しています。

スウェーデン在住の日本人の皆さんから「スウェーデンにいたら殺されるから、病気になったら日本に帰る」という事を聞いたりします。確かに、スウェーデンの医療には問題はたくさんありますが、日本と医療システムが全く違うために、システムを知らない日本人には利用しにくいという状況もあります。スウェーデンの医療システムに関する知識が少しでもあれば、日本人にとってももう少し暮らしやすくなるのかな?と。

スウェーデンの医療システムを理解する、そのお手伝いが少しできたらいいかなぁと思っています。

#Lisa Indra 


メンバー紹介:dragonmammaです。

JHPS発起人です。このカテゴリーでは、これからメンバーの自己紹介や職場紹介などについての記事をアップしてゆく予定です。メンバーは原則として、ペンネームでの執筆を予定しています。

私は、外科医(泌尿器科専門医)として、カロリンスカ大学病院(ソルナ)に勤務しています。2007年にスウェーデンに移住してきました。以前、ポスドクとしてカロリンスカ研究所に留学した経験がありますが、その際に出会ったスウェーデン人男性と結婚し、スウェーデンに住むことになったという、スウェーデンでは良くある「kärlek flyttning (moving because of love)」の一例です。

移住した際には既に、日本で専門医を取得済みでしたので、医師免許取得には所定のスウェーデン語の試験に合格すること、医療分野における法律のコースを修了すること、最低6ヶ月の臨床研修をして、ホストのクリニックの上司から専門医として十分な能力があるという評価を受けることが必要でした。2008年3月に医師免許を取得し、2009年1月に専門医を取得しました。

現在はöverläkareとして、主に、膀胱癌、前立腺癌の外科的治療に従事しています。在瑞生活も10年近くになりました。スウェーデンの医療現場で働く者として様々な情報を発信していきたいと考えています。

よろしくお願いいたします。

#dragonmamma