メンバー紹介:Pです。

こんにちは、Södersjukhusetで研修医(AT läkare)として働いています。また、パートタイムでカロリンスカと東京大学で研究とティーチングをしています。 スウェーデンと日本のハーフです。生まれも育ちもストックホルムです。

スウェーデンの高校を卒業後日本の大学に進学しましたが、人種的疎外感(見た目結構白人です)とうまく定義できない閉塞感に襲われて、すぐにスウェーデンに帰ってきました。今思うと賢明な判断だったかと思います。スウェーデンでは納税者に申し訳ないくらいたくさん勉強させていただきました。カロリンスカの医学部&博士課程とストックホルム商科大学(Handelshögskolan)を卒業した後、米国のハーバード大学で2年間ポスドクとして働きました。2016年に帰国し、現在臨床50%(AT läkare (Södersjukhuset))と研究/ティーチング50%(カロリンスカでポスドク、東京大学でパートタイム助教)のポジションに就いています。研究のフォーカスは臨床疫学(clinical epidemiology)と医療系統計学です。 スウェーデンは研修医でも定時に帰れるというワークライフバランスの面では非常に恵まれた環境です。また、臨床データも豊富ですので質の高い研究ができます。当然労働時間/経験が少ないと臨床のスキルも身に就くのは遅いですが、医療従事者が身を削らずに働けるのはありがたいです。アメリカのレシデンシーも考えましたが、殺伐としたブラックな労働環境は魅力的には思えませんでした。十代/二十代前半は「世界の片隅の福祉国家には住まない」とよく言っていましたが、今スウェーデンの良さを再発見しているところです。よろしくお願いします。

# P


メンバー紹介:Chicです。

こんにちは。Vårdcentralenで医師として働いているChicです。

日本では内科系の医師として働いており、現在はスウェーデンおよびEU医師免許取得のための試験就労をしています。Vårdcentralenはヨーロッパでいう家庭医いわゆるGPのクリニックです。日本には家庭医制度がないため、それにふさわしいのがないのでうまく説明しずらいのですが。公的診療所であり、内科のみならず、小児科、皮膚科、眼科、精神科などといった全科の初期診療、治療を担っています。全科を対応せざるを得ない離島などの診療所に内容は近いのかもしれません。患者さんは日本のように病院や科を選び自由に受診するのではなく、みな各地元に配置されている家庭医を受診しそこで診断、治療、各科への紹介状の有無を判断します。ですので、スウェーデン医療の基盤であり、住民のあらゆる病気を診る、患者さんが受診し各科専門科へ紹介、そして戻ってくる医療の流れを知ることができ、かつ医療経済への影響の大きさを感じました。大学病院で働いていたこともあるのですがそこの経験より、ここでの経験が何倍もこの国の医療や医療費への考え方を多く知ることができたと感じています。よろしくお願いします。

 

 


メンバー紹介:Margaritaです。

2016年2月~、カロリンスカ大学病院で管理栄養士として勤務しています。
就職最初の一カ月は新生児科を担当しましたが、2016年3月~現在に至っては小児肥満を専門にしています。また、必要に応じて、神経科、腎臓科、血液内科、消化器科等の様々な小児科部門も受け持っています。

私はもともと、語学や国際交流に関心があり、日本の大学ではそちらの分野を専修していました。栄養や健康には興味はありましたが、仕事にしたいと考えるようになったのはスウェーデンに移住してからのことです。

移住して最初に住んだ街は、スウェーデン北部にあるウメオ。そして、時期は真冬。スウェーデンの限られた食文化にショックを受けました。また、食事がどれほど心の健康を左右するか、ということに改めて気づかされました。

「教育費が無料」というスウェーデン福祉の恩恵を受け、語学習得後、ウップサラ大学の管理栄養士学科に入学。3年間のプログラムを履修し、2016年1月に卒業。そのまま、学生時代に研修先としてお世話になった現在のクリニックに採用され、今に至っています。

「管理栄養士として働いている」と言うと、「給食の献立を作るの?」と日本人の友人や知人からよく聞かれますが、日本とスウェーデン(欧米)では、管理栄養士の立場に大きな違いがあります。献立作成やレシピ開発が一般的な日本と比べ、スウェーデンでは、管理栄養士の主な職務は臨床です。学校・介護施設や食品会社は栄養士(kostvetare)、医療分野は管理栄養士(dietist)、とはっきりと区別されているのです。また、近年の健康志向の高まりに伴って、”食事カウンセラー”や”食事専門家”など様々な名前で活動する人が増えましたが、スウェーデンで医療的な指導やカウンセリングが出来るのは、国から唯一免許が与えられる管理栄養士のみであることもお伝えしたいことの一つです。

JHPSの一員としての個人的な目標は、日本とスウェーデンの管理栄養士界の交流を深めることです。また、スウェーデン国内には、これほどにも多くの、そして多分野にて活躍されている日本人医療従事者がいらっしゃるので、会内での交流もとても楽しみにしています。


JHPSの初の親睦会

先日6月17日にJHPSの初の親睦会をStockholmはGamla stanの「将軍」で開催し、14人の方に参加していただき、飲茶とおしゃべりを堪能しました。Stockholmの会員だけではなく、LinköpingやUppsalaからも駈けつけて頂きました。

この「スウェーデン日本人医療従事者の会(JHPS)」の大きな目的の一つは、会員同士の情報交換や親睦の機会を作ること。ネット上だけの繋がりではなく、実際顔を合わせて話が出来ればいいなーと以前から考えていたので、初回の親睦会は大成功。

スウェーデン生活や職場での愚痴、はたまた全く医療とは関係のない話まで、大笑いしながらの楽しい会となりました。

また、秋~冬にでも同じような会が企画できたらいいな…と考えています。

参加して頂いた皆さま、ありがとうございました。

そして、スウェーデン在住の日本人医療従事者の方で大笑いしながら日本語で職場の愚痴を語り合いたいという方、ぜひご連絡をお待ちしています!

# 幹事


在スウェーデン日本大使表敬訪問

去る6月7日に、在スウェーデン日本大使館に、山崎純大使を表敬訪問させていただきました。

予定時間の30分を大幅に上回り、有意義な意見交換をさせていただきました。今後、大使館とも連携しながら、会の活動を発展させて行ければと思います。

大使館HPより)

大使館HP内の在瑞日本関連団体のリストにも掲載、大使館のFBにも記事にしていただきました。


メンバー紹介:カールソン夫人です。

カールソン夫人です(夫人と名乗っていますが正体は「オカン」です)。

私は日本で看護師、保健師、養護教諭の免許を取ったのち
総合病院の精神科6年、肝臓内科1年半、のち人間ドックで約3年働きました。
その間に1年ほど休職しアメリカ・コロラドに語学留学(実は遊学です)しました。

 

人間ドックのお客様の一人が、スイスにある日本人寄宿舎学校の先生で、世間話ついでに(本当にその場限りのつもりでした)「養護教諭の免許を持っていて、さらに英語話せますが、いかがですか?」と話して2年後に突然電話でスカウトがかかり、びっくりしつつも物は試しだと転職しました。

これが縁で2年間スイス・レザンにある公文スイス学園にて養護教諭兼保健教諭として勤務しました。
スイスにてスウェーデン人のパートナーと出会い、予期もせず、予備知識もなくスウェーデンへ引っ越してきました。

スウェーデンで語学習得(まだ道は険しくて長い。まだ途上です)ののち一度カロリンスカ大学の免許更新のためのコースをとりましたが(そこでKEXさんと出会いました)、出産を機に方向転換し、自力で免許を取ることに・・
詳しくは「日本で看護免許をお持ちの方でスウェーデンの免許習得を目指す方へのアドバイス」のコメントをお読みください。

現在リンショーピング大学病院の消化器内科・内分泌内科の病棟にて看護師をしております。
働き出してもう直ぐ2年目になります。

この会での情報交換など楽しみにしてます。みなさま宜しくお願いします。

# カールソン夫人


メンバー紹介:Nonaです。

初めまして。ウプサラ大学病院の集中治療室系&外科系病棟で理学療法士として勤務しているNonaと申します。

 

スウェーデン移住前は千葉南房総で趣味のサーフィンを早朝仕事前に楽しみつつ理学療法士として総合病院に4年間勤務した後、太平洋圏への派遣狙いで応募した青年海外協力隊で2年間中国河北省に(渋々)派遣。派遣先の街で思いかけず出会ったスウェーデン人と日本帰国し古巣の総合病院で2年勤務・入籍・ノルウェー2年間滞在を経て2012年にスウェーデン(ストックホルム郊外)へ移住しました。

 

現在は、熱傷センター(集中治療室と外来)と耳鼻咽喉科&形成外科病棟を担当しています。熱傷センターはスウェーデン国内ではウプサラとリンシューピンの二施設にしかないので、私の働いているウプサラ大学病院にはスウェーデン北半分(ストックホルム以北)から患者さんたちがヘリコプターや救急車で送られてきます。集中治療室系での理学療法士としての仕事は、合併症予防を目的とした様々なアプローチを超急性期から始め、順調に治療が進めば人工呼吸器の離脱に向けた呼吸療法や離床練習などを導入していきます。けっこう気力体力使いますが、とてもやりがいのある仕事です。自宅の近場にいくつか高給の働き口があるのですが、給料が多少安くても、通勤片道一時間かかっても、こんなにやりがいのある仕事はなかなか手放せません。

 

ちなみに私の夢は、ポルトガル語習得とヨットで大西洋フラフラしつつ休暇が過ごせるようになることです。どちらもまだまだ夢のまた夢ですが。趣味のサーフィンは北欧では水温に怖気づいて挑戦できてませんが、最近テニス始めました。体育会系だと信じていた自分が言うのもなんですが、下手っぴです。でも週末一緒にテニスできる方がいたら、ぜひ声かけてください。生の音楽、とくにクラシックやジャズ系を鑑賞するのも大好きです。宜しくお願い致します。

#Nona


メンバー紹介:Kexです。

初めまして。カロリンスカ大学病院の中央手術室で手術室看護師として勤務しているKexです。

日本では手術室での勤務が数年、その後保健師として市役所の保健センターや民間の会社で勤務していました。

日本を出てみたいという漠然とした思いは若い頃からあったのですが、ある時ハワイへの長期旅行をきっかけに、ハワイで看護師として働きながら暮らそう!!と決意しハワイの大学に留学しました。そこで現在の夫と出会い紆余曲折の後スウェーデンに移住する事になりました。

常夏の島ハワイでの生活を夢見てたのに、なぜか冬の長い北欧に…人生とはわからないものです。それでも、本土を含めた短いアメリカ生活と比べてスウェーデンでの生活の方が何倍も良いと感じるので、自分の選択に大満足しています。

スウェーデンに移住後、スウェーデン語の学校とEU以外の国で看護師免許を持ってる人を対象にした1年のプログラムを経てスウェーデンの看護師免許を取り、消化器外科内科の病棟で働き始めました。

日本で看護師免許を持っているとは言え、病棟勤務の経験がなかったので注射も採血もはっきり言って初心者同然。そして苦手な電話でのやりとりなど働き始めた時は本当に毎日緊張しっぱなしでした。

数年病棟で働いた後、手術室専門看護師のプログラムを取り今に至ります。日本では看護師免許があれば手術室勤務ができますが、スウェーデンではmagisterと呼ばれる学士と修士の中間に当たる学位を取る必要があります。

現在勤務している中央手術室は主に下部消化器外科、乳腺外科、内分泌外科、泌尿器科、産科、婦人科、外傷救急、血管外科が中心ですが、夜間帯は整形外科や耳鼻咽喉科、脳神経外科の緊急手術などにも入って来ます。

手術が多岐に渡っているので大変ですが、その分面白い職場です。

どうぞよろしくお願いします。

#Kex


メンバー紹介:VLです。

初めまして。ストックホルムから北70kmに位置するウプサラ市にある、ウプサラ大学病院の外科に常勤専門医として勤務しているVLと申します。

 

スウェーデンでは初めはポスドクとして研究に従事しておりましたが、スウェーデンの医師免許、外科専門医資格を取得して、現在は臨床業務に従事しております。

 

こちらに来て知ったスウェーデンの医療ですが、特徴としては、医療費薬剤費の個人負担が大きくない、ということが一番に挙げられるでしょう。上限を超えた費用は県が負担します。病気になった場合、まずは家庭医を受診し、そこから必要に応じて専門各医に紹介という流れですが、医療コストを削減するため、アクセス制限、入院期間の短縮、最小限の検査や投薬が求められています。しかしながら、スウェーデン人の平均寿命は男性80.1歳、女性83.7歳と高い水準を誇っており、医療へのアクセス制限と平均寿命の関係はなさそうです。また、強引な延命医療はしないという特徴もあります。それは、限りある医療予算の問題というコンセンサスが国民の間で既に形成されているからともいえます。

 

ウプサラ大学は1477年に創立された北欧で最も歴史のある大学で、大学ゆかりの研究者には、植物学者リンネ、天文学者セルシウス(摂氏で有名)、物理学者オングストローム等がいます。また、これまでに15人の大学関係者(卒業生・教員等)がノーベル賞を受賞しています。そして、ウプサラ大学病院は300年の歴史がある1100床の教育研究機関ならびに総合病院です。

 

私が所属する外科は急性期外傷外科、上部消化管、下部消化管、肝胆膵、乳腺内分泌、血管、移植外科分野合わせ5つの病棟で稼働しており、約300人の医療スタッフが勤務しております。

 

それではよろしくお願いいたします。

#VL


メンバー紹介:Flower watcherです。

はじめまして。flower watcherです。あまり聞きなれないニックネームですが、bird watcher があるのならflower watcherがあってもいいかなと。だいたいよく似た意味です。鳥が花にかわるだけです。

 

カロリンスカ大学病院ソルナの臨床神経生理学科で医師として働いています。てんかんなどの脳波検査や、末梢神経や筋肉の病気の検査をする科です。ソルナの方では、心停止後脳症や重症頭部外傷患者さんの脳波モニターなども 仕事の中心となります。

 

スウェーデンに移住してカロリンスカ研究所で2年間ポストドクとして働いた後、こちらで定住するには医者の方が安定するだろうと思い、こちらの医師免許を取得しました。私はもともと文科系の頭ではないですし、年齢的に脳の柔軟性がほとんど残っていない年齢に近づいていたので、言葉がやはり大変でした。結構しんどい思いをしましたが、無事こちらの医師免許を取れた時はやはり嬉しかったですね。シャンパンでお祝いしました。日本ではリハビリテーション医学の専門医だったので、スウェーデンでは最初にリハビリテーション医学の専門医になりました。しかし、スウェーデンに移住する前に8年ほどフルタイムで脳神経学分野の研究をしていたので、臨床神経生理学科の方がやりやすい気がして、そちらの専門医もとってそのまま残っています。

 

定年退職まであと??年しか残っていません。すっかり定年退職後はどんな人生を送りたいかなんていうことを考えています。ランスティンゲンの雇用者でしたら、60歳になった時点で年金に関するコースをとるように勧められます。このコースはもちろん任意ですが、絶対にとっておいたほうがいいです。

 

ストックホルムに移住し、無事こちらの医師免許も取れた後から、生まれて初めて茶道の稽古を始めました。仕事以外に何か自分に合ったホビーを持っているのはとてもいいことだと思います。茶室も作りました。お茶に興味のある方で一服抹茶を楽しみたいと思われる方はどうぞお申し出ください。

#flower watcher