メンバー紹介:Nonaです。

初めまして。ウプサラ大学病院の集中治療室系&外科系病棟で理学療法士として勤務しているNonaと申します。

 

スウェーデン移住前は千葉南房総で趣味のサーフィンを早朝仕事前に楽しみつつ理学療法士として総合病院に4年間勤務した後、太平洋圏への派遣狙いで応募した青年海外協力隊で2年間中国河北省に(渋々)派遣。派遣先の街で思いかけず出会ったスウェーデン人と日本帰国し古巣の総合病院で2年勤務・入籍・ノルウェー2年間滞在を経て2012年にスウェーデン(ストックホルム郊外)へ移住しました。

 

現在は、熱傷センター(集中治療室と外来)と耳鼻咽喉科&形成外科病棟を担当しています。熱傷センターはスウェーデン国内ではウプサラとリンシューピンの二施設にしかないので、私の働いているウプサラ大学病院にはスウェーデン北半分(ストックホルム以北)から患者さんたちがヘリコプターや救急車で送られてきます。集中治療室系での理学療法士としての仕事は、合併症予防を目的とした様々なアプローチを超急性期から始め、順調に治療が進めば人工呼吸器の離脱に向けた呼吸療法や離床練習などを導入していきます。けっこう気力体力使いますが、とてもやりがいのある仕事です。自宅の近場にいくつか高給の働き口があるのですが、給料が多少安くても、通勤片道一時間かかっても、こんなにやりがいのある仕事はなかなか手放せません。

 

ちなみに私の夢は、ポルトガル語習得とヨットで大西洋フラフラしつつ休暇が過ごせるようになることです。どちらもまだまだ夢のまた夢ですが。趣味のサーフィンは北欧では水温に怖気づいて挑戦できてませんが、最近テニス始めました。体育会系だと信じていた自分が言うのもなんですが、下手っぴです。でも週末一緒にテニスできる方がいたら、ぜひ声かけてください。生の音楽、とくにクラシックやジャズ系を鑑賞するのも大好きです。宜しくお願い致します。

#Nona


メンバー紹介:Kexです。

初めまして。カロリンスカ大学病院の中央手術室で手術室看護師として勤務しているKexです。

日本では手術室での勤務が数年、その後保健師として市役所の保健センターや民間の会社で勤務していました。

日本を出てみたいという漠然とした思いは若い頃からあったのですが、ある時ハワイへの長期旅行をきっかけに、ハワイで看護師として働きながら暮らそう!!と決意しハワイの大学に留学しました。そこで現在の夫と出会い紆余曲折の後スウェーデンに移住する事になりました。

常夏の島ハワイでの生活を夢見てたのに、なぜか冬の長い北欧に…人生とはわからないものです。それでも、本土を含めた短いアメリカ生活と比べてスウェーデンでの生活の方が何倍も良いと感じるので、自分の選択に大満足しています。

スウェーデンに移住後、スウェーデン語の学校とEU以外の国で看護師免許を持ってる人を対象にした1年のプログラムを経てスウェーデンの看護師免許を取り、消化器外科内科の病棟で働き始めました。

日本で看護師免許を持っているとは言え、病棟勤務の経験がなかったので注射も採血もはっきり言って初心者同然。そして苦手な電話でのやりとりなど働き始めた時は本当に毎日緊張しっぱなしでした。

数年病棟で働いた後、手術室専門看護師のプログラムを取り今に至ります。日本では看護師免許があれば手術室勤務ができますが、スウェーデンではmagisterと呼ばれる学士と修士の中間に当たる学位を取る必要があります。

現在勤務している中央手術室は主に下部消化器外科、乳腺外科、内分泌外科、泌尿器科、産科、婦人科、外傷救急、血管外科が中心ですが、夜間帯は整形外科や耳鼻咽喉科、脳神経外科の緊急手術などにも入って来ます。

手術が多岐に渡っているので大変ですが、その分面白い職場です。

どうぞよろしくお願いします。

#Kex


メンバー紹介:VLです。

初めまして。ストックホルムから北70kmに位置するウプサラ市にある、ウプサラ大学病院の外科に常勤専門医として勤務しているVLと申します。

 

スウェーデンでは初めはポスドクとして研究に従事しておりましたが、スウェーデンの医師免許、外科専門医資格を取得して、現在は臨床業務に従事しております。

 

こちらに来て知ったスウェーデンの医療ですが、特徴としては、医療費薬剤費の個人負担が大きくない、ということが一番に挙げられるでしょう。上限を超えた費用は県が負担します。病気になった場合、まずは家庭医を受診し、そこから必要に応じて専門各医に紹介という流れですが、医療コストを削減するため、アクセス制限、入院期間の短縮、最小限の検査や投薬が求められています。しかしながら、スウェーデン人の平均寿命は男性80.1歳、女性83.7歳と高い水準を誇っており、医療へのアクセス制限と平均寿命の関係はなさそうです。また、強引な延命医療はしないという特徴もあります。それは、限りある医療予算の問題というコンセンサスが国民の間で既に形成されているからともいえます。

 

ウプサラ大学は1477年に創立された北欧で最も歴史のある大学で、大学ゆかりの研究者には、植物学者リンネ、天文学者セルシウス(摂氏で有名)、物理学者オングストローム等がいます。また、これまでに15人の大学関係者(卒業生・教員等)がノーベル賞を受賞しています。そして、ウプサラ大学病院は300年の歴史がある1100床の教育研究機関ならびに総合病院です。

 

私が所属する外科は急性期外傷外科、上部消化管、下部消化管、肝胆膵、乳腺内分泌、血管、移植外科分野合わせ5つの病棟で稼働しており、約300人の医療スタッフが勤務しております。

 

それではよろしくお願いいたします。

#VL


メンバー紹介:Flower watcherです。

はじめまして。flower watcherです。あまり聞きなれないニックネームですが、bird watcher があるのならflower watcherがあってもいいかなと。だいたいよく似た意味です。鳥が花にかわるだけです。

 

カロリンスカ大学病院ソルナの臨床神経生理学科で医師として働いています。てんかんなどの脳波検査や、末梢神経や筋肉の病気の検査をする科です。ソルナの方では、心停止後脳症や重症頭部外傷患者さんの脳波モニターなども 仕事の中心となります。

 

スウェーデンに移住してカロリンスカ研究所で2年間ポストドクとして働いた後、こちらで定住するには医者の方が安定するだろうと思い、こちらの医師免許を取得しました。私はもともと文科系の頭ではないですし、年齢的に脳の柔軟性がほとんど残っていない年齢に近づいていたので、言葉がやはり大変でした。結構しんどい思いをしましたが、無事こちらの医師免許を取れた時はやはり嬉しかったですね。シャンパンでお祝いしました。日本ではリハビリテーション医学の専門医だったので、スウェーデンでは最初にリハビリテーション医学の専門医になりました。しかし、スウェーデンに移住する前に8年ほどフルタイムで脳神経学分野の研究をしていたので、臨床神経生理学科の方がやりやすい気がして、そちらの専門医もとってそのまま残っています。

 

定年退職まであと??年しか残っていません。すっかり定年退職後はどんな人生を送りたいかなんていうことを考えています。ランスティンゲンの雇用者でしたら、60歳になった時点で年金に関するコースをとるように勧められます。このコースはもちろん任意ですが、絶対にとっておいたほうがいいです。

 

ストックホルムに移住し、無事こちらの医師免許も取れた後から、生まれて初めて茶道の稽古を始めました。仕事以外に何か自分に合ったホビーを持っているのはとてもいいことだと思います。茶室も作りました。お茶に興味のある方で一服抹茶を楽しみたいと思われる方はどうぞお申し出ください。

#flower watcher


メンバー紹介:Green Loverです。

 スウェーデンの看護大学を卒業してもうすぐ5年となります。最初の勤務先はホスピスで数ヶ月ですが緩和医療に携わりました。現在は大学病院の消化器外科病棟で働いています。
 日本の大学では英文学科で西洋思想史を専攻。20歳でアメリカに留学したことをきっかけに女性学や人種問題などに興味を持ち、高校の英語教員になる計画でしたが、いろいろな社会経験が必要だろうとまずは民間企業に就職。そこで5年働いた後にイギリスの大学へ留学。女性学の修士号を取得しました。留学中に現在のパートナーと出会いますが、一旦日本へ帰国して女性センターで5年働いたのち、2004年にスウェーデンに移住しました。
 そんな私がスウェーデンで看護師になる決意をした動機は3つ。
1)手に職をつけて確実に就職できる道を選びたかった。
2)人間相手の仕事がしたかった。
3)2008年に自分自身が日本で手術を受け、医療現場に強い関心を抱いた。
 2009年に40歳で看護大学に入学。43歳で看護師デビューして今に至りますが、今でもこの道を選 んでよかったと思っています。看護師の仕事はきつい、大変、走り回っている。というイメージが強いと思いますが、患者さんの状態を少しでも改善するために、自分の知識と経験に基づいて様々な判断し、ケアを施し、その効果をすぐに確認できるという、とってもやりがいのある仕事です。3年前からは看護学生の指導責任者となり、教員になる夢も半分叶えたような、ありがたい環境で働いています。
 看護師の労働条件はまだまだ改善の余地がありますし、スウェーデンの医療システム自体も大きく変わろうとしている時代ですので、日本人医療従事者の会は、貴重な情報交換、意見交換の場を提供してくれるものと期待しています。会のメンバーだけでなく、ページを訪れてくださる方にとっても有意義な情報発信の媒体となるよう、私も微力ながら貢献できればと思っています。どうぞよろしくお願いいたします。
#Green Lover

メンバー紹介:AUです。

初めまして。私は、リンシューピン大学病院で研修医として2017年1月から働いています。

 
2011年、スウェーデンに交換留学として来た際に現在のsamboに出会い、2013年に日本で大学卒業、医師免許取得後にスウェーデンに移住して来ました。

移住後、最初の年はスウェーデン語の取得、次の年はEU外で医師免許を取得した医師の為のコース、KUL( Kompletterande utbildning för läkare med utländsk examen ) を1年間受け、その後リンシューピンのvårdcentralで1年間underläkareとして働きました。2016年の秋には1ヶ月間、東ティモールのバイロピテクリニックでボランティアとして主に外来で働かせていただきました。

現在は初期研修医 AT (Allmäntjänstgöring) としてリンシューピンで働いています。AT 21ヶ月の間に、内科、外科、麻酔科、救急外来、精神科、vårdcentral などで研修予定です。
スウェーデンで働き始めてから、Socialmedicinに興味を持ち、将来は低所得国 låginkomstländerでの医療にも携わりたいと考えていますが、まだ後期研修 ST (specialisttjänstgöring) については検討中です。

スウェーデン語を勉強すると同時に英語や日本語までも下手になっていますが、まだまだスウェーデン語も上達しなければと日々感じています。
未熟者ですが、どうぞ宜しくお願いします。

#AU


メンバー紹介:Birdwatcher です。

はじめまして。現在カロリンスカ大学病院ソルナの、癌クリニック内の放射線治療科で、准看護師として勤務しています。それと同時に、社会科学の分野の独立研究者でもあります。元々国際教育学でストックホルム大学から博士号を取り、2009年まで国際教育研究所(当時)の研究者でした。教育社会学の分野で基礎研究に関心があったのですが、研究環境の悪化から研究所をやめ、ずっと昔からの“人生で一度は病院で仕事をしてみたい”という夢を実現するために准看護師になりました。3年間フルタイムで勉強して看護師になるのは難しいと考えました。

准看護師になって6年目で、それまでは様々な仕事についていました。日本ではJICAの嘱託、青年海外協力隊員の日本語教師、国際交流基金の派遣日本語教育専門家などをしていました。修士号はカナダの大学で、先住民研究の分野で取り、先住民が抱えている様々な問題にはずっと強い関心を持っています。

現在の職場は、放射線治療の中でも特殊なBrachy Therapyというセクションで、主に前立腺癌と子宮頸癌の患者さんの治療チームに入って仕事をしています。自分の研究では、現在は市民社会の研究に取り組んでいます。趣味はクラシック音楽、民族音楽、オペラ、バードウォッチングです。ヴァイオリンに魅せられ、昨年から習い始めました。よろしくお願いいたします。

#Birdwatcher


メンバー紹介:Lisa Indraです。

スウェーデンで看護師として働いて13年になります。日本で看護師としてがん専門病院に勤めていた事もあり、ストックホルムのがん治療に携わる部署で10年間働きました。その後、がん治療以外の事は何も知らない!と思い、ここ数年は「救急外来」「内視鏡外来」と、異なる分野の勤務場所を渡り歩きました。

しかし、やはり古巣のがん治療が恋しくなり、この5月に再びがん治療の現場に戻ることを決めました(スウェーデンの場合、病院に就職するのではなく、その部署に就職をするので、自分で求職をしなければ同じ部署に30年勤務する事になり、院内での異動という事がまずありません。)。

私がスウェーデンの免許を取った2003年当時、免許の取得には「EU外医療者用の語学試験」に合格することが必須でした。試験が年に数回しかないためなかなか大変でしたが、テスト勉強自体は臨床に沿った内容だったので、その後の仕事ではとても役に立ったと感じます(例えば、口頭試験では医師はアナムネ取り、看護師は電話での医療相談など)。

今でも覚えているのがリスニングの練習で、「ノーベル賞 生理学・医学賞」をテーマにしたラジオの番組を聞かされたことです。こんなの日本語で聞いても分からないに、スウェーデン語で理解できる訳がないじゃない…と。一緒に勉強をしていたロシア人の外科医が「リスニングをして答えるよりも、自分の元々の知識を使って答えたほうが正解率が高い。だから、頑張って聞く意味がない!」と、こぼしていたのが印象的でした。

あれから15年ほど経ち、スウェーデン語はあの頃よりは当然出来るようになりましたが、未だに40と70をきちんと言えないので、Personnummerを読み上げる時は ”fyra noll (four zero)” “sju noll (seven zero)”と発音しています。

スウェーデン在住の日本人の皆さんから「スウェーデンにいたら殺されるから、病気になったら日本に帰る」という事を聞いたりします。確かに、スウェーデンの医療には問題はたくさんありますが、日本と医療システムが全く違うために、システムを知らない日本人には利用しにくいという状況もあります。スウェーデンの医療システムに関する知識が少しでもあれば、日本人にとってももう少し暮らしやすくなるのかな?と。

スウェーデンの医療システムを理解する、そのお手伝いが少しできたらいいかなぁと思っています。

#Lisa Indra 


メンバー紹介:dragonmammaです。

JHPS発起人です。このカテゴリーでは、これからメンバーの自己紹介や職場紹介などについての記事をアップしてゆく予定です。メンバーは原則として、ペンネームでの執筆を予定しています。

私は、外科医(泌尿器科専門医)として、カロリンスカ大学病院(ソルナ)に勤務しています。2007年にスウェーデンに移住してきました。以前、ポスドクとしてカロリンスカ研究所に留学した経験がありますが、その際に出会ったスウェーデン人男性と結婚し、スウェーデンに住むことになったという、スウェーデンでは良くある「kärlek flyttning (moving because of love)」の一例です。

移住した際には既に、日本で専門医を取得済みでしたので、医師免許取得には所定のスウェーデン語の試験に合格すること、医療分野における法律のコースを修了すること、最低6ヶ月の臨床研修をして、ホストのクリニックの上司から専門医として十分な能力があるという評価を受けることが必要でした。2008年3月に医師免許を取得し、2009年1月に専門医を取得しました。

現在はöverläkareとして、主に、膀胱癌、前立腺癌の外科的治療に従事しています。在瑞生活も10年近くになりました。スウェーデンの医療現場で働く者として様々な情報を発信していきたいと考えています。

よろしくお願いいたします。

#dragonmamma