スウェーデンはキノコ狩りシーズンに突入しました。
今年はキノコが豊作のようで、FacebookやInstagramでも沢山のキノコの写真がアップされています。
スウェーデンでも日本同様、毒キノコを食べて死亡、又は腎臓などに障害が出て透析が必要になったというケースも出ています。また、数年前ですがタイからの移民が、スウェーデンの毒キノコを母国で食べていた食用キノコと混同して食べてしまい、死亡するというケースもありました
こちらのページではスウェーデンで注意すべき毒キノコの情報が29か国語で載っています。(残念ながら日本語はありません)
https://giftinformation.se/servicemeny/in-english/mushroom-brochure/
キノコ狩りのルール
・食用キノコだと100%自信のあるキノコだけを採る
・味がよい毒キノコもあるので、味見をして毒があるかどうかを判断してはいけない
・最新のキノコの本を使用すること(20年前は食用キノコと言われていたキノコでも、新しい研究で毒が発見されたというケースも沢山あるので注意が必要。個人的にはPelle Holmberg著の「Nya Svampboken」をお勧めします。スウェーデンの一般的な食用キノコとそのキノコと間違いやすいキノコ、そして毒キノコが載っています)
もし、毒キノコを食べてしまった!と思ったら…
・112に電話をして、Giftinformationscenteralen(中毒センター)に繋いでもらう。
・緊急でない場合は、Giftinformationscentralen 010-456 6700へ連絡する。
https://giftinformation.se/globalassets/publikationer/svampbroschyr/engelska-english.pdf
# Lisa Indra
Lisa Indra October 14, 2017
おすすめの本は上記に書いた通り「Nya Svampboken」ですが、おすすめのホームページは「Svampguiden」です。一つのキノコに付き写真が何枚も見られますし、間違いやすいキノコについての説明もあります。
携帯用のAppもあります。(有料)
Lisa Indra October 21, 2017
こちらはお隣のデンマークからの記事ですが、毒キノコを食べたために子供が2人死亡、更に3人の子供が治療中とのことです。難民キャンプの家族なので移民だと思われ、母国のキノコと混同して食べてしまったのだろうか?などと想像してしまいました。
https://www.hd.se/2017-10-19/tva-barn-doda-och-tre-allvarligt-sjuka-av-svamp?utm_source=fb