はじめまして。ひろみと申します。スウェーデンに来てようやく生活準備が整った所でこれから始動という状況です。語学の習得と共にこちらの医療にも関心があり学ぶ機会を得たいなと考えている所です。 日本では看護師としては急性期病院で長く勤務し、臨床での一番長い経験としてはICU/ERです。また、教員として教育に携わった経験もあります。 皆さまのこちらでの経験、情報がこちらで得られること、大変心強いです。どうぞよろしくお願いします。
# ひろみ
はじめまして。ひろみと申します。スウェーデンに来てようやく生活準備が整った所でこれから始動という状況です。語学の習得と共にこちらの医療にも関心があり学ぶ機会を得たいなと考えている所です。 日本では看護師としては急性期病院で長く勤務し、臨床での一番長い経験としてはICU/ERです。また、教員として教育に携わった経験もあります。 皆さまのこちらでの経験、情報がこちらで得られること、大変心強いです。どうぞよろしくお願いします。
# ひろみ
はじめまして。現在カロリンスカで外国からきた看護師向けの免許切り替えのコースに通っておりますなおみと申します。日本から移住して北部の街に住んでおりましたが、今回進学を機にストックホルムへ引っ越してまいりました。日本では脳外科の急性期に長く勤めておりましたが、スウェーデンではどこでどうやって働いていこう…と悩んでいたところ、この会の事を教えていただきました。皆様となかなかお会いする機会がありませんが、ぜひいつかお会いできたら嬉しいです。
# なおみ
初めまして。日本で大学卒業後、約3年歯科衛生士をしておりました、うたと申します。
学生の頃から、いつか海外で暮らしてみたいと考えていましたが、移住先の目標をスウェーデンに決めたのは2020年1月頃です。ちょうどその1年前、こちらの会員であるタンドレーカレinスウェーデンさんのブログを拝読し、免許書き換えの方法を知った事もきっかけの一つとなりました。
日本で約1年スウェーデン語を勉強していましたが、スウェーデンに行きたい気持ちを抑えきれず、コロナ禍の中、オペアとして1ヶ月程前にスウェーデンに入国しました。スウェーデンにもオペア制度があることを知ることができたのは、JHPS発起人のdragonmammaさんのブログを拝読した事がきっかけでしたので、この御縁に感謝しています。
現在は、スウェーデンの免許取得を目指して語学の勉強と、慣れない左ハンドルの運転練習に日々取り組んでいます。まだ何者でもないですが、皆さまのようにスウェーデンの医療現場で働く事を目標に、精進していきたいと思っています。どうぞよろしくお願いします。
# うた
11月30日夕方6時から、少し早いJHPSの忘年会が、イタリアン・レストランで予定通り催されました。当日突然来られるようになった方も含めて、参加者は全部で9人。参加者の自己紹介の最中から、様々なコメントや質問が飛び交う、とても賑やかな集まりになりました。最初から話がはずみっぱなしで、うっかり写真を撮り忘れてしまったので、残念ながら忘年会の様子をお見せできません。すみません。色々な部署で働いている人たちの集まりなので、様々な体験談で話が盛り上がり、何度も爆笑が起こっていました。今回参加できなかった方、次回は是非参加して、職場での面白おかしいこと、困ったこと、怒りの鉄拳になったことなどシェアしてください。もちろん真面目な医療のお話も!
# Birdwatcher
11月4-10日はドナー週間です。
今までない数の患者さんが臓器移植の順番待ちをしています。
この機会に臓器提供・意思表示、考えてみませんか?
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お近くの病院などでも移植・ドナーに関するイベントも予定されていると思います。
ストックホルムであれば、Karolinska(Solna) 4-7日10‐14時に移植コーディネーターが移植について話をする場を設けています。(メインエントランスの近くのVårdforum)
https://www.karolinska.se/om-oss/centrala-nyheter/2019/10/donationsveckan-2019/
# Lisa Indra
「毎年10月16日に心肺蘇生講習会を!」という日のようです。それに合わせてスウェーデンでは、心肺蘇生週間(HLR-vecka=Hjärt Lung Räddning週間)が10月14‐20日に予定されています。
ストックホルムのカロリンスカ病院(ソルナ)では10月16日10‐14時、心肺蘇生のデモンストレーションや動画の上映、心臓血管の疾患とライフスタイルを研究しているMatthias Lidinからのアドバイスのイベントが計画されているようです。ちなみに心肺蘇生は大人だけではなく、赤ちゃんや子供への心肺蘇生のデモンストレーションもあるようです。
この機会に心肺蘇生法を練習してみませんか?
https://www.karolinska.se/for-patienter/patientinflytande/vardforum/program-vardforum/
# Lisa Indra
先日看護師用の雑誌を読んでいて、Avancerad Klinisk sjuksköterska (AKS)という言葉を目にしました。以前から、スウェーデンのLinköping大学では外科系のAKSを養育するコースがあることは聞いていましたが、Primärvården (プライマリーケア、地域医療)で活躍している看護師の事は今回初めて知りました。
アメリカには60年代よりこの様な資格があり)(アドバンス)・ナース・プラクティショナー(ANP)と呼ばれています。
レポタージュでインタビューされているナースは、元々救急隊員のスペシャリストであり、その後AKSのコース(18か月)をフィンランドで学んだようです。
彼女が働いているのは北スウェーデンで、人口密度がとても低い場所。以前より勤務医がなかなか長期的にとどまらず、医師の枠のカバーをするためにもAKSに力を入れているのではないかと私は想像します。もちろん、AKSは医師の代用として働けるわけではなく、彼女がしているのは診察、検査のオーダー、そして治療のプランを立てる事。
アメリカのANPとは違い、スウェーデンのAKSには処方箋を書く権利は認められていません。彼女は「薬に関しては医師の分野だと思うの。副作用や薬物の相互作用などは医師の責任だと思うし。でも、以前なら明らかに腕が折れているだろうと思われる患者さんも医師にレントゲンの指示票を書いてもらわなくちゃならなかったけれど、今は自分でオーダー出来るからその点は楽になったし、時間の短縮にもなったと思う」と、語っています。
日本ではまだこのような資格はありませんが、「日本看護協会」は下記のようなコメントを書いています。
日本看護協会では、看護の基盤をもちながら、医師の指示を受けずに一定レベルの診断や治療などを行う、米国等のような「ナース・プラクティショナー」の資格を、日本においても新たに創設し、急増する医療ニーズに応えていくことが必要だと考えています。
そして、こんなシンポジウムも予定されているので、日本でANPナースの興味がどんどん深まっているようです。
https://www.societyforjapn.com/?fbclid=IwAR2iGEpgYUaqOs__mJp3bN-EBT_RrP-DiwjDtLw4icB62fiXnsnNJgYrzb4
現在スウェーデンには30人ほどのAKSが働いているとの事です。
看護師のキャリアアップには色々な道がありますが、これも一つの選択肢ですね。
若い頃は「看護師はミニドクターではないのに…」という意識もありましたが、状況、環境が変わればそれに応じて職種などに変化が起こるのも当然なのかもなーと今は思っています。年を取って丸くなったのかもしれないですね。
ナース
・プラクティショナーナース・プラクティショナー
# Lisa Indra
ストックホルムの路傍にも花が咲き始めました。待ち望んだ春です!
4月5日にOdenplanのBuco Neroで5時からAWを開催しました。結局8人集まりまして、笑いの堪えない楽しいひとときを過ごしました。
日本人だから、しかも医療従事者同士だから出来る本音トークはやはり格別です。不定期ですが、こうやってちょこちょこと皆さんにお会いできる機会を増やしていけるといいなーと思います。次の企画、誰か宜しくお願いします。
今日の格言: 体のたるみは心のたるみ。(Y子さん、勝手にお借りしました。)
#幹事
治療費について、何件か質問があったので、情報をシェアさせていただきます。
Personnummerをお持ちの方で、Försäkringkassanにまだ登録をされていない方は、歯科治療を受ける前に登録をしてください。登録が完了するまでに私の時は1~2か月だったように思いますが、今は半年以上など結構時間がかかる場合もあるようです。(ホームページから登録に必要な用紙もダウンロードできますし、必要な書類などの情報ものっています。)
スウェーデンでpersonnummerがあれば、23歳以下は治療費はかかりません。24歳から29歳までは年に600クローネの歯科治療手当がもらえます。これは二年、有効期間があります。30歳以上64歳以下は年間300クローネになります。有効期間は同様。65歳以上は再び600クローネになります。
歯科治療費はまず政府の決めた価格referenceprisというのがあり、それを参考にFolktandvårdであれば各自治体が、プライベートのクリニックであればその医院自体が費用を決定します。私が見てきた中では、Folktandvårdはreferencepris 据え置きか、それよりちょっと高いくらい。プライベートでは、refarenceprisの1.3~1.5倍くらいの価格設定かなと思われます。
例えば歯科検診で来院した場合、私の勤務する医院だと、
レントゲン4枚含む虫歯の検査、歯周病検査あわせて852クローナ
歯石取り、歯面研磨(表面をつるつるにして歯石が付きにくいようにします)、フッ素塗布で、歯周病の程度により費用は364クローナか572クローナになります。
虫歯など特に治療が必要なければ一年に一回このような検査と歯石除去、クリーニングをするのが一般的です。
もし、Försäkringkassanからの歯科治療手当(Tandvårdbidrag)を二年間使用していなかった場合、
24~29歳であれば600×2で、1200クローナ分の手当てが利用できるので、
852(検診)+364(クリーニング)-1200(手当分)=16SEK
30歳以上で高い方のクリーニングの処置となったとしても
300×2で600クローナの手当てがあるので
852(検診)+572(クリーニング)-600(手当分)=824SEKとなります。
日本で同じことをした場合、大体同額になりますが、国民健康保険があれば三割負担なので、3000円くらいになります。
治療が必要となると、日本は政府の決めた価格自体が安いということと、三割負担ということでスウェーデンに比べるとかなり安くなります。
スウェーデンでは治療費が3000クローナ以上になる場合、Försäkringkassanに登録されていれば、3000を超えた分の半額をFörsäkringkassanが負担してくれます。プラスチックの詰め物程度の治療であれば3000を超えることはありませんが、根の治療、かぶせなどが必要になると、3000以上はほぼ必ずかかります。
ただスウェーデンの治療でいいのは、インプラントも場合によっては補償の対象に含まれるということです。日本ではインプラントはすべて自費治療となります。
いずれにせよ、スウェーデンの歯科は高いというイメージが先行しているようにおもいますが、検診をしっかりとして、痛くなる前に先手、先手を打っておけば、大きな治療が必要になることもなく、費用におびえる必要もなくなります。歯科治療手当を二年使わないと、そのまま失効しますので、無駄にせず、ぜひ活用してください。手当は、コンピューターでデーター管理されているので、患者さんがどれだけ手当を使えるかというのは歯科医院で把握できます。歯科医師か衛生士がたいていの場合、『手当がこれだけ残っているけど、今回使いますか?』と聞いてくれると思いますが、何も言われなかった場合、予約をするときにでも、『どれだけTandvårdbidragが残っていますか?』と聞くか、治療をする前に「Tandvårdbidragを使いたいんですけど」といわれるといいかと思います。
うんざりするほど聞いたことがあるかと思いますが、歯医者はいたくなる前に行きましょう(笑)。
スウェーデンの作業療法士である著者が約20年前に出版した本ですが、現在形でも十分に通じるスウェーデンの医療福祉の現場が実例を交えてとてもわかり易くしかも本音で描かれています。
かつて福祉先進国と呼ばれたスウェーデンも世界にもれず(?)不況の波を受けて、あちこちの地域や病院で財政立て直しのための頻繁な組織改革が繰り返されています。それに対する著者とその同僚たちの不満&ウンザリ感や右往左往している様子には私にも近年覚えがあったのでニヤリとしてしまいました。また日本からの視察団がよく聞く質問に著者が感じる逆カルチャーショックやその背景、両国の医療福祉現場の長所および短所(というか問題意識)、そして本書のいたるところで出てくるスウェーデンというお国柄について等々、普段私が職場で漠然と感じていることが上手く文章化されていたので、読んでいてスッキリというかもう感動の領域でした。 著者は小児専門の作業療法士ですが、書かれている内容はリハビリテーション且つハビリテーションそして医療福祉全体に通じる内容でもあり、急性期病棟で働く理学療法士としてもインスピレーションもらいました。 この国の医療福祉の仕組みや、作業療法士&理学療法士の働き方について興味がある人には本書をお勧めします。むしろ、病院&施設見学したいと言ってスウェーデンに来る人にはまず本書を読んでもらってから来てほしいというのが私の本音です。20年前に書かれた本だから時代遅れだと侮らずに、しっかり目を通して頂きたい一冊です。
# NONA