ストックホルムではネットで自分のカルテ(一部)が読めるようになるようなプロジェクトが進行中です。2017年の中に色々な医療機関でこのサービスが提供される予定で、年末には多くの病院・クリニックがこのサービスと提携完了するようです。
ネットで読める情報は、診療記録、診断名、一部の血液検査などの検査結果です。Vårdguidenに個人でログインすることが必要です。
(1177Vårdguiden Stockholms län 2017 nr1 より)
確かウプサラでは、このサービスを数年前からしているはずです。
ウプサラから引っ越ししてこられた患者さんに「どうして、ストックホルムはこんなに遅れているの?ウプサラなら自分のカルテが読めるのに!」と、指摘をされたことがあります。ウプサラ在住の方の中には、自宅から自分のカルテにログインされた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ストックホルムではたくさんの医療機関がTake Careというカルテのプログラムを使っています。患者さんから了解が得られれば、他の病院のカルテも読めるので大変便利です。それと同時に、カルテの量が膨大になるので読みたい場所を見つけるのもなかなか大変大変だったりもします。
Vårdcentralen(診療所)から病院にRemiss(依頼書)を書いてもらって受診したけれど、カルテを共有しているはずなのにまた同じことを聞かれてガッカリという方もいらっしゃると思います。施設や医師にもよると思いますが、なかなかカルテを全て読む時間はないという場合もありますが、それでもカルテを共有していると、様々な医療機関にかかっている時に、情報を共有でき便利なことも多いと感じることも沢山あります。日本のように医療機関が変わるたびに重複する検査を行う必要もありませんし、投薬記録も閲覧することができます。
患者さんに寄っては、カルテの一部を他の医療機関のスタッフには読まれたくない!という方もいらっしゃり、カルテ閲覧に制限をかけることも可能です。また、誰がカルテを閲覧したのか記録を取ることもできます。
#Lisa Indra